パーカッシブなフィンガー奏法は「リズムパターン」として覚えるのがおすすめです
パーカッシブなフィンガー奏法というと、難しいテクニックのように感じるかもしれません。
しかし実際は、リズムパターンのひとつとして覚えることで、さまざまな曲に応用できるようになります。
有名な曲では、エクストリーム「More Than Words」や、山崎まさよし「セロリ」などでも耳にする奏法です。
今回は、基本となる動きから段階的に練習していきましょう。
パーカッシブな音の出し方
今回はGコードを押さえて練習します。
右手はアルペジオと同じように弦を包み込むように構えます。
パーカッシブ奏法というと、親指でボディを叩く「サムピング」を思い浮かべる方も多いと思いますが、今回はその奏法ではありません。
ポイントは、
弦を軽くつかむように当てること。
イメージとしては、ビンタをするような動きです。
軽く弦をつかむことで、「カシャッ」というパーカッシブな音が鳴れば成功です。
Step1:まずはリズムだけを覚える
最初はコードを押さえたまま、パーカッシブ音だけを鳴らしてみましょう。

鳴らす位置は、
ドラムのスネアが入るタイミングです。
例えば、
「ドン・タン・ドン・タン」
の「タン」の部分でパーカッシブ音を入れていきます。
歌いながら練習すると、タイミングがつかみやすくなります。
慣れてきたら、
G → D → C → G
のコード進行でも同じように練習してみましょう。
Step2:ベース音を加える
次は親指でベース音を入れていきます。

ルート音は次のようになります。
- G:6弦
- D:4弦
- C:5弦
まずはGコードだけで、
ベース → パーカッシブ → ベース → パーカッシブ
という流れを繰り返します。
慣れてきたらコード進行に合わせて練習してみましょう。
Step3:アルペジオを組み合わせる
次は、
アルペジオ → パーカッシブ → アルペジオ
という流れを作ります。

ここでも大切なのは、「叩く」というより弦をつかむ感覚です。
まずはGコードだけで練習し、慣れてきたら
G → D → C → G
へ進めてみましょう。
この段階までできるようになると、多くの弾き語りで使える形になります。
Step4:16分音符へ発展する
最後は16分音符を使ったパターンです。

アルペジオの細かいリズムに、パーカッシブ音とベース音を組み合わせていきます。
難易度は上がりますが、
- Gだけで練習する
- DやCでも同じ動きを繰り返す
という順番で進めると、無理なく身につけることができます。
曲の中で使ってみよう
パーカッシブ奏法は、このパターンだけを練習して終わりではありません。
普段弾いている弾き語りの曲に取り入れてみることで、リズムの雰囲気が大きく変わります。
最初から曲ごと覚えようとするよりも、
まずはパターンを身につけて、あとから曲へ応用する。
この順番の方が、自然に使えるようになります。
まとめ
パーカッシブなフィンガー奏法のポイントは、
- パーカッシブ音は「叩く」のではなく「つかむ」感覚
- スネアの位置で音を入れる
- ベース音を組み合わせてリズムを作る
- アルペジオと組み合わせて完成形へ近づける
- パターンとして覚え、普段弾いている曲に応用する
この流れで練習すると、パーカッシブ奏法が特別なテクニックではなく、自然に使えるリズムパターンとして身についていきます。
ぜひ普段の弾き語りにも取り入れてみてください。



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