クロマチックトレーニングは指を動かすための基礎練習として有名ですが、それに加えてぜひ取り入れてほしいのがメジャースケールの4度進行です。
この練習はフィンガリングやピッキングだけでなく、スケールの理解や相対音感も同時に鍛えられる、とても効果的なトレーニングです。
今回は、その練習方法をご紹介します。
メジャースケールとは?
メジャースケールとは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
の並びのことです。
今回はこのメジャースケールを2オクターブ使って練習していきます。
4度進行とは?
4度進行とは、4度ずつキーを移動していく考え方です。
例えばCから始めると、
- C
- F
- B♭
- E♭
- A♭
- D♭
- G♭
- B
- E
- A
- D
- G
- C
という順番で進みます。
この順番で全12キーを練習することで、どのキーでも同じように弾ける力が身についていきます。
相対音感のトレーニングにもなる
この練習では、ただ指を動かすだけではなく、
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」
を頭の中で歌いながら弾いてみてください。
キーが変わっても、
- FではFを「ド」
- B♭ではB♭を「ド」
として考えることで、相対音感のトレーニングにもなります。
6弦ルートのポジション
まずは6弦ルートのポジションです。

添付している譜面を見ながら練習してみてください。
このポジションでは、
- 7フレット:人差し指
- 8フレット:中指
- 9フレット:薬指
- 10フレット:小指
で固定して演奏します。
スタートは、
6弦8フレット(C)
です。
ポジション移動がないので、まずはこちらから覚えるのがおすすめです。
右手は**オルタネイトピッキング(ダウン・アップ)**で弾いていきます。
1弦まで上がったら一度止まり、そのまま下降して6弦まで戻ります。
5弦ルートのポジション
次は4度上のFから始まる5弦ルートです。

こちらは途中でポジションチェンジがあります。
途中までは8フレットポジションで弾きますが、
「2弦9F」の音まで来たら、
人差し指を10フレットへ移動します。
下降するときは逆に、
9フレットへ薬指を戻して演奏します。
最初は少し難しく感じますが、このポジションも覚えてしまうと、さまざまなキーで応用できるようになります。
全12キーを練習する
6弦ルートと5弦ルートを組み合わせながら、
4度ずつキーを移動していきます。
例えば、
- C
- F
- B♭
- E♭
- A♭
- D♭
- G♭
- B
- E
- A
- D
- G
と進み、最後にCへ戻ります。
これで全12キーの練習になります。
メトロノームを使った練習方法
まずはテンポ80がおすすめです。
それを8分音符で演奏します。
つまり、メトロノーム1回につき音を2つ
入れることになります。
慣れてきたら少しずつテンポを上げていきましょう。
動画では、
- テンポ80
- テンポ120
- テンポ160
- テンポ200
の練習用動画も用意しています。
一緒に弾きながら、デイリートレーニングとして活用してみてください。
まとめ
メジャースケールの4度進行は、単なるスケール練習ではありません。
- メジャースケールを全12キーで覚えられる
- オルタネイトピッキングが安定する
- ポジション移動が身につく
- 相対音感も同時に鍛えられる
- 毎日の基礎練習として取り入れやすい
クロマチックトレーニングと合わせて続けることで、指の動きだけでなく、音楽を理解する力も少しずつ身についていきます。
ぜひ毎日の基礎練習に取り入れてみてください。



コメント